2020.01.09豆知識

初心者マークの義務期間はいつまで? 違反した場合の罰則はある?

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41.初心者マークの義務期間はいつまで? 違反した場合の罰則はある?
免許を取って公道を走ることになったら、必ず用意しなくてはならないのが「初心者マーク」です。初心者マークは道路交通法に基づく標識の一つであり、免許取得してから一定期間、必ず車の所定の位置につけておくことが義務づけられています。その義務期間はいつまでなのか、違反するとどんな罰則があるのかなど、初心者マークに関する基礎知識をまとめてご紹介します。

初心者マークをつける義務期間はいつまで?

初心者マーク、正式には「初心運転者標識」は、普通自動車免許を取得してから通算で1年間、表示する義務があります。

このことは道路交通法(第71条の5)で、普通自動車免許を取得して通算して1年に達しない者は、「内閣府令で定める様式の標識を付けないで普通自動車を運転してはならない」と定められています。

ただし、「免許の効力が停止されていた期間」は1年間のうちにカウントされません。免停を受けた場合はその期間分、初心者マークをつける期間が延長されることになります。

違反した場合の罰則はある?

免許を取得して1年以内にもかかわらず、初心者マークをつけなかった場合は道路交通法の「初心者運転者表示義務違反」となり、反則金4,000円、加算1点の行政処分を受けます。※行政処分点数はイメージとして減点と表されますが、正しくは加点(累積)されるものです。

また、初心者マークに関わる罰則はこれだけではありません。道路交通法(第71条5の4)には、周囲の車が初心者マークをつけた車に幅寄せをした、または無理な割り込みをした場合「初心運転者等保護義務違反」となることが記載されています。この場合、幅寄せや割り込みをした側の車が大型車(中型車を含む)は7,000円、普通車・二輪車は6,000円、小型特殊は5,000円の反則金と、それぞれ加算1点の行政処分が科せられます。

初心者マークは1年以上つけることが可能?

では、免許取得から1年以上経っていた場合、いつまでも初心者マークをつけていてもいいのでしょうか。実はこのことについては道路交通法にとくに記載はありません。反則金や行政処分点数も設定されていないので、基本的に何年間初心者マークをつけていても問題はありません。

そのため、免許取得から1年以上経っているけれどもまだ運転に自信がないという場合や、運転する機会が多くないペーパードライバーは初心者マークをつけておいたほうが安心です。初心者マークをつけていれば、周囲のドライバーに配慮してもらえるでしょう。運転のしやすさが違ってくるはずです。ただし、1年間の期間が過ぎている場合は、幅寄せや割り込みをされたとしても、相手は「初心運転者等保護義務違反」とはならないので注意してください。

初心者マークをつける位置・場所は?

初心者マークはつける位置・場所が決まっています。まず車の前面・後面の両方につけること、そして「地上0.4m以上1.2m以下の見えやすい位置」に表示すること、という決まりがあります。違反すると反則金4,000円、違反加算1点となります。

上記の条件を満たしていれば、車の右側、左側のどちらにつけてもかまいません。ただし、フロントガラスにつけるのはNGです。フロントガラスに貼れるのは車検の有効期限を記した検査標章シールや法定点検のステッカーなどと決められています。そのこともあって初心者マークは、前はボンネット、後ろはリアウィンドウの下につけるのが一般的です。また、初心者マークを2枚以上使用することも可能です。ただ、ベタベタと複数枚つけてもあまり意味はないでしょう。

なお、初心者マークはカー用品店やホームセンターで販売されています。また最近は100円ショップでも売っていることがあります。マグネット式、ステッカー式、吸盤式などがありますが、最もよく見かけるのはマグネット式でしょう。

その他のマークについても知っておこう

初心者マーク以外の運転者標識には次のようなものがあります。

高齢者運転者マーク

いわゆる「もみじマーク」ですが、2011年にデザインがリニューアルされて「四つ葉マーク」とも呼ばれています。70歳以上の免許所持者がつけるマークですが、道路交通法では表示について努力義務と記されています。そのためつけていなくても罰則はなく、表示するかどうかはドライバーに任されています。

身体障害者マーク

こちらも「四つ葉マーク」と呼ばれるほか、「クローバーマーク」という通称も使われます。肢体不自由であることを理由に、運転免許に条件が付いている人が表示するマークです。表示については努力義務とされています。

聴覚障害者マーク

聴覚に障害があることを理由に運転免許に条件を付されている人が表示するマークです。聴覚障害者マークは表示することが義務づけられています。

なお、上記3つのマークいずれも、周囲の車が「幅寄せ」や「割り込み」をした場合は道路交通法違反となります。

初心者マークは、周囲を走るドライバーが運転初心者を保護するよう促すためのものであり、そのことによって初心者が安心感を得られるものでもあります。上記を参考に初心者マークについて正しい知識を得ておきましょう。

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