2022.06.30豆知識

運転免許証紛失時に必要な届出と再発行(再交付)手続き

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運転免許証紛失時に必要な届出と再発行(再交付)手続き運転免許証は、運転する際に必要なのはもちろんのこと、身分証明書にもなるとても大事なものです。紛失してしまうと、車の運転ができなくなるだけでなく、第三者に悪用され大きな被害を受ける恐れもありますので、早急に適切な対応をしなければなりません。
この記事では、万が一運転免許証を紛失してしまった際に必要な届出と再発行(再交付)の手続きなど、適切な対応方法について説明します。

運転免許証を紛失したらどんな問題がある?

運転免許証を紛失したら、具体的にどんな問題が起こる可能性があるのでしょうか。

まず道路交通法では、車の運転をする際には運転免許証を携帯すること、また、警察官に免許証の提示を求められた際は提示することを義務付けています。そのため、免許を持たずに運転すると、「運転免許証不携帯」として、反則金(2022年6月現在、全ての車両共通で3,000円)が課せられます。なお、免許不携帯による違反点数の加点はありません。

さらに、運転免許証は、日本ではパスポートや健康保険証と並んで、身分証明書として大変信用度の高いものです。裏返すと、紛失して第三者の手に渡ると、悪用される危険性が高いということです。運転免許証が悪用されるリスクには、以下のような事例があげられます。

  • 消費者金融からの借り入れに使われる
  • クレジットカードの発行に使われる
  • 勝手に銀行口座を開設され、振り込め詐欺などの犯罪に使われる
  • 架空の携帯電話の契約に使われる
  • 住所と本名が記載されているため、イタズラやストーカー被害を受ける

このように、運転免許証の紛失は、運転できない状況に陥るほか、身に覚えのない契約や借入、また、犯罪に巻き込まれるリスクもあるということを理解しておきましょう。

運転免許証を紛失した! まず必要な届出は?

万一、運転免許証を紛失したことに気づいたら、スピーディーに対応することが最も重要です。以下の通り、届け出を行いましょう。

警察への遺失物届け

まず、最寄りの交番や警察署に遺失物届を提出します。その際は、紛失日時や紛失場所のほか、財布など一緒に紛失したものや金額、紛失物の特徴を細かく記載します。このように警察に届け出を出しておくことで、遺失物が見つかりやすくなるだけでなく、不正利用の予防や、悪用された際に不正利用の証明にもつながります。

一部の地域では、ネット上で遺失物届の電子申請も可能ですので、お住まいの都道府県で調べてみても良いでしょう。

信用情報機関への申告

一般的には、警察への遺失物届けだけで済ませるケースが多いですが、もし心配なら、さらに、信用情報機関に申告をする方法もあります。

信用情報機関とは、クレジット会社などが、申請者の信用情報を照会する機関で、過去の債務などの情報がデータで記録されています。現在日本には、指定情報信用機関(CIC)、日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(全銀協)の3つの信用情報機関があります。ここに申告することで、なりすましによる不正利用を防ぐ効果があります。

運転免許の再発行(再交付)手続き

必要な届け出を済ませたら、次に運転免許証の再発行手続きに移りましょう。

運転免許証の再発行をしたら、その後に紛失した免許証が見つかっても使うことはできませんのでご注意ください。なお、遺失物届けを警察に届け出てから、遺失物を警察で探せる期間と保管できる期間は3ヵ月間です。すぐに運転をする必要がない場合は、この間しばらく待ってみるのも1つの手です。

運転免許証を再発行する方法

運転免許証は、必要な書類と手数料を用意し、再発行手続きができる場所へ申請に行けば再発行が可能です。なお、再発行は代理人による申請ができず、必ず本人が行かなければならないことに注意してください。

運転免許証が再発行できる場所

運転免許証が再発行できる場所は、住所を管轄する運転免許試験場、運転免許センター、警察署です。

必要な書類や手数料はどこで再発行をしても同じですが、場所によって大きく異なるのは再発行までにかかる時間です。

運転免許試験場や運転免許センターでは再発行が迅速で、午前中に受付・申請すれば、即日の再発行も可能です。再発行には1~3時間は見ておきましょう。一方、警察署の場合は、申請してから再発行まで2~3週間程度かかる場合もあります。急ぎで再発行を希望する場合は、運転免許試験場か運転免許センターに行くことをおすすめします。

なお、地域によって再発行の場所や呼び名、再発行にかかる時間も異なりますのでご注意ください。

免許証1

運転免許証の再発行に必要な書類など

運転の再発行に免許証必要なものは以下の通りです。

  • 申請用写真1枚(縦3.0cm×横2.4cmで6か月以内に撮影した無帽、正面、上三分身、無背景のもの)
  • 身分が証明できるもの(パスポート、健康保険証、マイナンバーカード、住民票、学生証、在留カード、納税通知書 など)
  • 運転免許証再発行申請書(受付窓口にて用紙配布)
  • 運転免許証紛失・盗難顛末書(受付窓口にて用紙配布)
  • 印鑑(認印)
  • 暗証番号(IC免許証のため、4桁の暗証番号を2組設定する必要あり)

再交付に必要となるお金

再交付には2,250円の手数料が必要です。

運転免許証を破損した場合は?

免許証2

運転免許証を汚損、破損した場合も、紛失と同様の手続きで再発行することができます。ただし、この場合は汚損・破損した免許証も一緒に提出する必要がありますので、捨ててしまわないように注意してください。

大切な身分証明書である運転免許証は紛失しないように普段から取り扱いには十分注意しましょう。また、万一紛失に気が付いたら、慌てずに落ち着いて、今回ご紹介したような適切な対応を迅速に行ってください。

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