普通乗用車と小型乗用車は査定に差が出る?中古車買取で需要があるのは?
車には普通乗用車と小型乗用車がありますが、種類によって査定価格に差は出るのでしょうか。車の売却を検討している方であれば、買取価格にどの程度の違いがあるか気になるポイントです。
そこで今回は、普通乗用車と小型乗用車の違い、中古車買取市場での需要の違いなどについてご紹介します。
普通乗用車と小型乗用車の違いは?
普通乗用車と小型乗用車は、車体サイズと排気量によって分類されます。
【小型乗用車の条件】
・全長4.7メートル以内
・幅1.7メートル
・全高2メートル以下で
・ガソリン車だと総排気量が2000cc以内
上記のすべてを満たしている車両を指し、ナンバープレートは5ナンバー、もしくは7ナンバーです。
ガソリン車の場合、上記の基準をどれか1つでも上回ると普通乗用車として扱われます。ナンバープレートは3ナンバーです。
ディーゼル車は排気量の制限関係なし
普通乗用車と小型乗用車の違いは、自動車の大きさ(長さ・幅・高さ)と排気量によってそれぞれ定められています。ただし、小型乗用車の条件である排気量はガソリン車の場合のみで、ディーゼル車に排気量の制限はありません。
つまり、ディーゼル車は排気量に関係なく長さ・幅・高さによる規格にのっとっている、ということになります。
例えば、ディーゼル車の場合は2200ccであっても、小型乗用車の規格内なら小型になり、反対に、普通自動車の高さがあるディーゼル車は、排気2000cc以下でも普通自動車に分類されることを覚えておきましょう。
需要が高いのは?
では、普通乗用車と小型乗用車どちらが中古市場において需要があるのでしょうか。両者の人気や価格相場を比べて、どちらがより需要があるのかご紹介します。
人気や価格相場から見てみる
次に、中古市場の人気指標となる買取価格相場を見てみましょう。メーカーによって査定相場は変わってきますが、人気車種だけにしぼると小型乗用車はおよそ90万円前後が多く、一方で普通乗用車はおよそ100万円前後の価格の車が多くあります。
新車販売価格は、当然サイズの大きい普通車が高くなりますが、中古車の相場を見てみるとその差はあまりありません。
査定に影響がある!?
小型乗用車か普通乗用車かどうかで、一体どのくらい査定に影響が出てしまうのでしょうか。最後に査定にどのような影響があるのかについてご紹介します。
人気によって変動する
そもそも車の査定では車種やグレード、ボディーカラーや車の損傷などによって同じ車でも買取価格に差が見られ、さらに人気車種であるかどうかも大きなポイントです。
一般的に需要があればあるほど取引量が多くなり、査定額も影響を受けて高くなります。所有する車が人気車種かどうかは、ランキングサイトや中古車の買取相場などで判断できるため、査定に出す際はそれらの情報を生かしましょう。
おわりに
今回は、普通乗用車と小型乗用車の違い、どちらが中古車買取で需要があるのか、それによって査定に影響があるかどうかなどをご紹介しました。
普通乗用車か小型乗用車によって、査定に多少の影響は出てきてしまいます。しかし、どのタイプの車に需要があって査定額が高いかは一概にはいえません。市場情報をリサーチしながら、賢い車の売却につなげてください。
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