2020.01.16中古車購入

中古車の陸送費とは? 納車費用や輸送費と何が違う?

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40.中古車の陸送費とは? 納車費用や輸送費と何が違う?
中古車を購入すると、請求書に「陸送費」という名目の費用が書かれていることがよくあります。陸送費とはどのような費用で、よく似た「納車費用」や「輸送費」とはどう違うのでしょうか。今回は陸送費について知っておくべきことをピックアップして解説していきます。

中古車の陸送費とは

陸送費とは、納車などを目的としてまだ登録されていない車を、積載車(キャリアカーやローダー車)を使って輸送したり、購入者のところまで運転して届けたりすることにかかる費用です。

陸送の方法には輸送式と自走式の2種類があります。

輸送式は1台もしくは複数台数の車両を積載車に積んで輸送する方法です。陸送専門業者やレッカー業者が運ぶことが多く、遠距離の場合は輸送式がメインになります。一方、自走式はドライバーが実際に車を運転して目的地に運ぶ方法です。販売店の担当者などが運ぶ場合は自走式です。また、納車を急いでいる場合や特別な要望がある場合は、遠距離を自走式で運ぶこともあります。その場合の自走式では輸送式よりもかかる日数は短くなりますが、ドライバーを専有してしまうため料金が高くなる傾向があります。

陸送費は、言い換えれば車両を移動させるときに発生する費用です。購入したい車が近くの店舗にない場合は、店舗から店舗などへ移動させるための陸送費が請求されます。中古車を購入したときはどのような理由で陸送費がかかるのか事前に確認しておいた方が良いでしょう。

納車費用や輸送費との違い

中古車を購入すると「納車費用」という名目の費用を支払うのが一般的です。納車のための費用ということだとすれば、陸送費とどう違うのか疑問に思う人もいるかもしれません。

実はこの納車費用は、購入した車を中古車販売店が手配したドライバーが自宅に届ける際に発生する費用です。その内訳は、納車のための手間賃とガソリン代が主なものです。同一地域内の近い距離を自走式で運ぶ場合は、陸送費ではなく納車費用として扱われることがあります。また、遠くから車を輸送する場合は、店舗まで輸送式で運ぶ費用は陸送費、店舗から自宅まで自走式で運ぶ費用は納車費用と、分けて請求されることもあります。

ただ、少しややこしいのですが、業者によっては納車前の車両点検代、洗車代、クリーニング代、登録費用などを含む諸費用を納車費用としているケースも見られます。その場合は、諸経費は納車費用として請求され、自走式などで運ぶときにかかるガソリン代+手間賃は陸送費としてそれぞれ個々に請求されることになります。

また「輸送費」という名目の費用が発生するケースもあります。輸送費も陸送費とよく似ていますが、陸送とはそもそも陸上を輸送することを言い、輸送費はそれ以外の輸送に使われる言葉です。すなわち、輸送に際して船や飛行機を使う、あるいはこれらと陸送を併用して車両を運ぶ場合は、「輸送費」という名目になるのが一般的です。輸送費は陸送費よりも特殊な運び方になるため、金額が跳ね上がるケースが多くなります。

以上のように、陸送費、納車費用、輸送費といった言葉はそれぞれ微妙に意味が違います。また、業者や地域によって、意味が変わる可能性があります。自分が中古車を購入したときには、それぞれの項目が具体的に何を示す費用なのか、業者に説明を求めて確認しておきましょう。

中古車の陸送費の相場

陸送費の相場は車の販売店や車種によっても異なりますが、おおよその相場を示すと以下のようになるでしょう。

  • 同一都道府県内または隣接県の場合(所要日数1~2日)…1~3万円
  • 県外の場合(所要日数4~5日)…3~7万円

なお、陸送を担当する業者が陸送専門業者か、レッカー業者かによっても相場が変わります。陸送専門業者は大型のキャリアカーで複数台数を運ぶことが多いため料金は安く、レッカー業者は小型のキャリアカーで1台のみを運ぶことが多いためやや高くなる傾向があります。ただ、業者間でも料金には差があるので、あくまで傾向とだけ捉えておいてください。

陸送費を抑えることはできる?

陸送費を抑えたいときは、購入者が店舗など車のある場所まで足を運び、自ら運転して車を持ち帰れば、陸送費を省ける場合があります。店舗が近い距離のところにあるなど、自ら引き取れる状況なら担当者に相談してみましょう。

ただ、上記以外のケースで陸送費を削るのは難しいと考えておいたほうがいいです。陸送費は外注の陸送専門業者などに支払う実費が記載されていることがほとんどだからです。自走式の場合もガソリン代と人件費はほぼ実費と言えます。値引き交渉の対象となることは少ないでしょう。

 
中古車購入の際にかかる陸送費は、販売店によって具体的な内容が変わることがあります。上記を参考に陸送費について理解し、請求された際は何に必要な費用なのかを確認しておきましょう。

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