2020.11.26中古車購入 , 豆知識

寒冷地仕様の車は何が違う?寒冷地仕様車のメリット・デメリット

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寒冷地仕様の車は何が違う?寒冷地仕様車のメリット・デメリット

車には標準仕様の他に、寒冷地仕様があります。その名の通り、寒冷地に適した車であることは理解できても、具体的にはどのような違いがあるのか分からないという人は多いかもしれません。そこで、この記事では寒冷地仕様車とはどのようなものかを説明し、通常仕様車との違いやメリット、デメリットなどについて解説していきます。

寒冷地仕様車とは

初めに、寒冷地の定義と寒冷地仕様車について説明していきます。

寒冷地の定義

寒冷地とは、冬の寒さが厳しい地方のことをいい、日本国内で具体的に挙げると、北海道と東北地方、信越地方です。この他、北陸地方や岐阜県の北部、近畿や山陰地方まで含む場合もあります。

寒冷地仕様車とは

寒冷地仕様車とは、寒冷の地域でも快適に乗れるような装備になっている車のことです。寒冷地では積雪や凍結によってエンジンがかかりにくくなったり、ドアやガラスが凍ったりすることが多くなります。そのような過酷な環境でも問題なく使用できるよう、寒冷地仕様車には標準車にはないオプションが装備されています。標準車よりも強化されたパーツが使われているのも寒冷地仕様車の特徴です。

寒冷地仕様車のメリット

では、寒冷地仕様車にはどのようなメリットがあるのか、具体的な装備を紹介しながら説明していきます。

寒冷地でも運転しやすい

第一のメリットとして挙げられるのは、寒冷地でも運転しやすい工夫がされていることです。寒冷地では、駐車中にドアミラーやフロントガラス、リアガラスなどが凍ってしまうことはよくあることです。リアガラスなどは、通常仕様車でも熱線が入っていますし、暖房を入れればフロントガラスの氷を解かすことができます。しかし、ドアミラーまでは配慮されていません。寒冷地仕様車の場合は、ドアミラーの氷を溶かすためのミラーヒーターが装備されています。また、リアガラス以外の部分にも熱線ガラスが装備できる場合もあります。

降雪量の多い地域では、吹雪いた中を走行することも多いでしょう。通常仕様車のワイパーでは十分な除雪ができないことがあります。その点、寒冷地仕様車なら力強いワイパーモーターが装備されているため、雪が多い日でもワイパーで除雪をすることが可能です。
また、吹雪などで視界が悪いときのために、後続車に自分の車の存在を知らせる、リアフォグランプが搭載されている場合もあります。

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搭乗者の乗り心地にも配慮

また、寒冷地ではドアが凍結してしまう場合もあります。駐車していた車に乗ろうとしたところ、ドアが凍りついて開かなかったという経験がある人もいるのではないでしょうか。そんなときでも、寒冷地仕様車ならドアの凍結防止がついているため、快適にドアの開閉ができます。そして、もう一つ通常仕様車と違うのはリアヒーターの存在です。リアヒーターがあると後部座席にも温風を送ることができ、車内全体を温めてくれます。

通常仕様車よりも強化された車

寒さや凍結に強い装備にするために、寒冷地仕様車ではさまざまな点が強化されています。例えば、バッテリーもその一つです。特に冷え込みの強い早朝などは、エンジンがかかりにくいということもあるでしょう。寒冷地仕様車ならバッテリー容量が大きいため、寒い中でもエンジンがかかりやすくなっています。バッテリー容量が大きいと、凍結防止などに電気容量がかかる分もカバーしてくれます。オルタネーターの容量も大きいため、充電量の確保も可能です。

寒冷地では、クーラント液の濃度にもついても注意しなければなりません。クーラント液とは冷却水のことで、オーバーヒートを防止するには欠かすことができないものです。しかし、濃度によってはクーラント液が凍ってしまうこともあります。寒冷地仕様車のクーラント液は、凍結しにくい濃度になっています。ただし、寒冷地以外でもクーラント液が凍結しないとは言い切れません。容量の大きなバッテリーや凍りにくい濃度のクーラント液は、寒冷地以外でも安心できる強化設備と言えます。

そして、もう一つ寒冷地で外せないのは融雪剤対策です。雪の多い地域では、道路の雪を溶かすために、融雪剤を使うことがあります。ところが、融雪剤には塩が使われているため、融雪剤を撒かれた道路を走る車にとっては、錆の原因になってしまいます。錆を防ぐために、寒冷地仕様車には防錆処理が施されています。塩による錆といえば、沿岸部の地域にも同様のことが言えます。

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寒冷地仕様車のデメリット

寒冷地での使用を考えれば、寒冷地仕様車はメリットの方が多いと言えます。強いてデメリットを挙げるとするなら、標準車と比べて購入価格が高めだという点でしょう。寒冷地仕様車は、標準車をベースにグレードアップしているケースが主です。そのため、どうしても費用は高くなります。

まとめ

ここまで、寒冷地仕様車について説明してきました。寒冷地仕様車は寒冷地での走行に適した装備を搭載した車ですが、必ずしも寒冷地でしか乗れないということではありません。例えば、早朝や深夜など気温が低い時間帯に車を出すことが多い人なら、冬でも快適に走行するなどのメリットがあります。ただし、さまざまな装備が上乗せされている分、購入費が高めになるというデメリットがあります。新車では予算オーバーだという場合は、中古車での購入を検討するのも一つの選択肢です。ラビットでは、欲しい車を新車・中古車の中から探すことができますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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