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リセールバリューが高い外車はどこのメーカー?(2020年版)

3ナンバー車と5ナンバー車にどんな違いがあるのか知っていますか。3ナンバーは税金が高い、5ナンバーはサイズが小さいなど聞きかじった知識を持っている人は多いかもしれませんが、厳密にどんな違いがあるか説明できるという人は少ないかもしれません。今回は、3ナンバーと5ナンバーの違いについて簡単に説明します。

そもそも3ナンバー、5ナンバーってなに?

中には、3ナンバーや5ナンバーなんて初めて聞いたという人もいるかもしれません。まずは一般的な表現として出てくる車のナンバーとは何かについて解説していきます。自身の車が3ナンバーか5ナンバーかを知るためにはナンバープレートを確認します。ナンバープレートは左上の地名、右上の数字、左下のひらがな、右下の数字の4つで構成されています。左上の地名は使用の本拠を意味し、管轄する運輸支局や自動車検査登録事務所がある地域を示すものです。右上の数字は分類番号と呼ばれるもので、3ナンバーや5ナンバーはここの数字で決まります。300番台が3ナンバー、500番台が5ナンバーになります。左下のひらがなは事業用判別文字というもので、使用されているひらがなで自家用車、レンタカー、事業用車を区分しています。右下の一番大きく書かれている数字は指定番号で、自分で好きな数字を指定することも可能です。

3ナンバーや5ナンバーを気にする理由は?

分類番号は000番台から900番台まで合わせて10種類ありますが、自家用車の場合は3ナンバーと5ナンバーが主に使われます。000と900番台は大型特殊自動車、100番台は普通貨物自動車、200番台は普通乗合自動車、400と600番台は小型貨物自動車、800番台は特種用途自動車に割り振らています。700番台は区分上は自家用車に充てられていますが、5ナンバーが枯渇したときのために代わりに使えるように確保されているため、今のところはあまり使用されていません。そういった事情から自家用車には3ナンバーと5ナンバーが使われるので、よく比較されます。では、3ナンバーと5ナンバーの違いは何でしょうか。

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3ナンバーに該当する基準とは

3ナンバーは普通乗用車に使われるナンバーで、排気量が2001cc以上、全長が4701mm以上、全幅が1701mm以上、全高が2001mm以上、これらの条件のうちいずれか一つでも満たすとその車には3ナンバーが割り当てられることになります。

5ナンバーに該当する基準とは

5ナンバーは小型乗用車に使われるナンバーです。小型自動車は排気量が2000cc以下、全長が4700mm以下、全幅が1700mm以下、全高が2000mm以下という条件をすべて満たす自動車です。黄色いナンバープレートの軽自動車は、また異なる条件があります。

このように、5ナンバーと3ナンバーでは排気量とサイズに違いが見られます。3ナンバーの方がサイズが大きく、排気量も多い場合が多いため、特に車好きの方は気にするケースが多いようですが、車自体の性能や安全性に違いはほとんどないと言えます。

3ナンバーと5ナンバーで変わってくる税金について

3ナンバーと5ナンバーでは3ナンバーの税金が高いと言われていますが、実際のところどうなのかを見ていきましょう。自動車にかかる税金は自動車税、自動車重量税、自動車取得税の3つです。このうち、自動車取得税は普通乗用車か軽自動車かで税率が変わっているため、ここでは省略します。

自動車税は排気量によって税額が異なってきます。2019年10月に改訂された自動車税では、排気量1,501cc~2,000cc以下の自動車は39,600円、2,001cc~2,500cc以下は43,500円です。このことから、3ナンバーの自動車税は43,500円、5ナンバーは39,600円になると思いがちですが、実はそうではありません。分類番号は排気量、全長、全幅、全高のいずれか一つでも当てはまれば、該当のナンバーが割り当てられるということでした。つまり、全長、全幅、全高のうち一つあるいは複数が3ナンバーの値に該当しているが、排気量が2000cc以下という自動車もあるということになります。その自動車は3ナンバーが割り当てられますが、自動車税の額は39,600円となります。

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重量税はその名のとおり、車体の重さに比例して高くなります。新車登録から12年以内の場合は軽自動車だと6,600円、0.5t以下は8,200円、1t以下は16,400円、1.5t以下は24,600円、2t以下は32,800円という具合に金額が上がっていきます。3ナンバーの方が5ナンバーの車よりも車体が大きいので、重量税は高い傾向にあると言えるかもしれません。しかし、重量税の額は経年やエコカーか否かでも変化します。新車登録してから13年と18年が経過した時点で税額が上がるほか、エコカーの場合は減税対象になります。たとえば新車登録したばかりの3ナンバーのエコカーと登録から18年以上経過した5ナンバーでは、5ナンバーの方が重量税は高いです。このように、経年やエコカーか否かも考慮に入れると3ナンバーだから重量税が高い、5ナンバーだから安いとは一概には言えません。

結局3ナンバーと5ナンバーどっちがいいの?

ここまで紹介してきたように、3ナンバーか5ナンバーかだけで諸経費が大きく違うことはありません。新車登録してからの経年なども関係してきます。また、3ナンバーと5ナンバーの税金の差もそれほど大きなものではありません。とはいえもし税金による負担を気にしているのであれば、3や5のナンバーというよりも、環境にもお財布にも優しいエコカーも選択肢に入れるのはいかがでしょうか。

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