コンパクトカーのおすすめ9選! 街乗り・長距離・レジャーなどタイプ別に紹介
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コンパクトカーは、通勤や買い物などの日常使いに適しているだけでなく、休日のアクティビティや趣味の道具を運ぶための車としても使うことができるカテゴリーのモデルです。
本記事では、「買い物・街乗りにおすすめのコンパクトカー」「長距離・ドライブにおすすめのコンパクトカー」「レジャー・趣味におすすめのコンパクトカー」に分けて、用途に合わせたおすすめのコンパクトカーを3車種ずつ紹介します。
「コンパクトカー選びに迷っている」「おすすめのコンパクトカーが知りたい」という人は参考にしてみてください。
コンパクトカーの定義は?
「コンパクトカー」に明確な定義はないものの、一般的には、5ナンバーサイズの規格に収まるモデルを指すことが多いです。この「5ナンバーサイズ」規格の条件は次のとおりとなります。
・全長:4,700mm以下
・全幅:1,700mm以下
・全高:2,000mm以下
・排気量:2,000cc以下
この条件のうち、1つでも条件を超えた場合3ナンバー登録となります。
例えば、2014年〜2021年まで販売されたトヨタの人気ミニバンであるノア/ヴォクシーは、基準車が5ナンバー登録、エアロパーツが装着されているグレードが3ナンバー登録となります。
その理由は、基準車は全長が4,695mm/全幅が1,695mmであるのに対し、エアロパーツ装着車は全長が4,710mm/全幅が1,730mmとなるためです。なお、全高やエンジン排気量は、基準車もエアロパーツ装着車も同じとなっています。
このように、ボディサイズが少しでもオーバーしたり、エンジン排気量が1cc超えたりするだけで、5ナンバーの車が3ナンバー登録になります。
近年では、車の安全性や走行性能の向上、グローバル販売など、さまざまな理由から、5ナンバーサイズの車のバリエーションが少なくなっているのが実情です。
しかし、日本国内では3ナンバーサイズの車より5ナンバーサイズの車の方が、狭い場所での運転がしやすいだけでなく、駐車場選びに困ることがないなど、さまざまなメリットがあります。
このようなことから、日常使いしやすい車は、5ナンバーサイズの規格に収まる車といえるでしょう。また、運転免許を取得して初めて所有する車やセカンドカーとしても5ナンバーサイズの車はおすすめです。
コンパクトカーと軽自動車のどちらを選ぶ?
コンパクトカーに近いサイズの車として軽自動車があります。軽自動車は、買い物や最寄り駅までの送迎など、日常使いに適している車として人気です。ただ、使い方によっては、軽自動車よりコンパクトカーの方が良いというケースがあります。
では、軽自動車よりコンパクトカーの方が向いている人とは、どのようなユーザーなのでしょうか。
【軽自動車でなくコンパクトカーに向いている人】
| 向いている人 | コンパクトカーなら? |
| 長距離の移動が多い | 快適に走行できる |
| さまざまなアクティビティを楽しむ | 荷室空間が広い |
| ファミリーカーを探している | 4人乗り以上の車を選べる |
| 走行性能を求めている | ハイブリッドカーなど種類が豊富 |
| 趣味の道具を載せたい | 軽自動車よりパワフルな走りができる |
買い物・街乗りにおすすめのコンパクトカー
買い物や通勤など、日常使いにおすすめのモデルは、ヤリス(トヨタ)、アクア(トヨタ)、フィット(ホンダ)などです。それぞれのモデルの特徴と主なスペックを見ていきましょう。
ヤリス(トヨタ)

ヤリスは、コンパクトカーの世界標準をつくろうとの気概のもと、トヨタの技術の総力を結集して作り上げられたモデルで、日本国内ではヴィッツの名称で販売されました。2020年からは日本国内でもグローバル名と同じヤリスとなっています。
全長4m以下、全幅1.7m以下、全高1.5m以下、最小回転半径4.8m〜5.1mとなっているため、運転しやすいのが特徴です。また、十分な荷室容量を備えているだけでなく、全モデルでリアシートを6:4分割で倒すことができるため、大きな荷物を載せることもできます。
日々の生活の足として5ナンバーサイズの車がほしい、初めて車を所有するというときは、コンパクトカーの定番モデルであるヤリスがおすすめです。
新車価格:169万7,300円〜288万4,200円(税込)
アクア(トヨタ)

アクアは、ハイブリッド専用モデルとして登場した5ナンバーサイズのコンパクトカーです。2021年から販売されている2代目では、災害時など万が一の際に役立つ給電機能を全車に搭載しているのが特徴となっています。
1.5Lハイブリッドを搭載するアクアの燃費(WLTCモード)は、2WD(FF)モデルが33.6km/L〜34.3km/L、E-Four(4WD)モデルが30.0km/L です。駆動方式を問わずカタログ数値で30.0km/L以上走れるため、1回の給油で長距離走ることができます。
そのため、アクアは自宅から職場まで毎日数十km走る人、少し距離のあるショッピングモールまで出かけることが多い人など、長距離走行するユーザーにおすすめです。
新車価格:248万6,000円〜302万2,800円(税込)※Uグレードを除く
フィット(ホンダ)

ホンダ フィットは、5ナンバーサイズのコンパクトカーの中でもシートアレンジが多彩で、さまざまな荷物を乗せることができるモデルとして人気です。
また、ホンダ独自のM・M思想(マン・マキシマム/メカ・ミニマム思想。人間のためのスペースは最大に、機械のためのスペースは最小限にして、車のスペース効率を高めようとするホンダの車づくりの考え方)により、ゆとりある室内空間を実現しているのも特徴となっています。
また、リアシートの背もたれを6:4分割で前倒しできるだけでなく、後席の座面を跳ね上げることができるため、高さのあるモノを載せることができるのもフィットの魅力です。
利便性に優れるコンパクトカーがほしい、高さがある荷物も載せられる5ナンバーサイズの車がいい、という人はフィットがおすすめです。
新車価格:177万6,500円〜292万9,300円(税込)
長距離・ドライブにおすすめのコンパクトカー
日常使いだけでなく、休日の外出や遠出に適したコンパクトカーを探している人には、海外でも人気があるスイフト(スズキ)やMAZDA 2(マツダ)、上質感が魅力のノート(日産)がおすすめです。
スイフト(スズキ)

スイフトは、コンパクトカーの激戦区でもあるヨーロッパ市場において、走る・曲がる・止まるといった走行性能を鍛え上げ、欧州市場でも評価される走りが魅力のコンパクトカーです。2023年12月から順次販売を開始したスイフトは、新開発のZ12E型エンジンを搭載し、燃費性能と走行性能を両立しているのが特徴となっています。
また、コンパクトカーとしてトップクラスの空力性能や軽量高剛性なボディにより、軽快な走りを楽しめるのもスイフトのポイントです。加えて、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた先進機能を装備しているため、安全に長距離ドライブを楽しむことができます。
欧州をはじめとする世界で通じる走りを感じられるコンパクトカーがほしい、軽快な走行を楽しみたい、という人はスイフトがおすすめです。
新車価格:172万7,000円〜233万2,000円(税込)
ノート(日産)

ノートは、シャープなエクステリア、センターディスプレイと一体化したメーターを装備したインテリア、e‑POWERによるなめらかで力強い加速と快適な乗り心地、優れた静粛性などが特徴のコンパクトカーです。
特に、先進的なイメージを感じられるディスプレイまわりをはじめとした質感の高いインテリアが魅力となっています。また、モーターの力強い走りにより、高速道路での加速や追い越しが楽なのもポイントです。
ノートは、上質なインテリアを備えるコンパクトカーがほしい、ストレスを感じにくいスムーズな走りのモデルを探している、という人におすすめです。
新車価格:232万8,700円〜261万4,700円(税込)※AUTECHシリーズ等を除く
MAZDA2(マツダ)

MAZDA2(旧デミオ)は、「日常を豊かにする上質なパーソナルカー」をコンセプトに開発された、“質感”にこだわっているモデルです。
また、自然な感覚で運転できるのもMAZDA2のポイントとなっています。この自然な感覚で運転できる秘訣は、シートやサスペンションシステムなどに車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の考え方を取り入れているためです。
「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」とは、人間の体が持っているバランス保持能力を最大限活用できる運転環境を提供するマツダ独自の車両構造技術で、骨盤を立てて脊柱が自然なS字カーブを維持できるシート、多方向に配置した環状構造で入力エネルギーを遅れなく伝達するボディ、各部品が相互に連携してばね上に伝える力を滑らかにコントロールするシャシー、エネルギーの特質や人間が音を感じるメカニズムに基づいて造りこんだNVH(ノイズ・バイブレーション・ハーシュネス)性能など、各機能を見直して車全体を最適化する考え方です。
この技術によって自然体で運転できる車となっているため、MAZDA2は長距離ドライブも楽にできます。
なお、2026年時点で販売されているモデルは、ガソリン車のみとなっていますが、過去にはディーゼルエンジン搭載モデルも販売されていました。そのため、中古車では、ディーゼルエンジンを搭載するMAZDA2を選ぶこともできます。
新車価格:172万400円〜250万1,500円(税込)
レジャー・趣味におすすめのコンパクトカー
レジャーや趣味を存分に楽しみたい!生活のパートナーとしてのコンパクトカーを選びたい!という人におすすめなのがSUVやミニバンです。ここでは、日常使いから休日のアクティビティまで楽しめるSUV、本格的なオフロード走行も可能な5ナンバーサイズのコンパクトカー、さまざまな用途に使えるミニバンを紹介します。
ライズ(トヨタ)

ライズは、全長4m以下の5ナンバーサイズのコンパクトSUVです。通勤や買い物などの日常使いから休日のアクティビティまで、幅広く対応できる運転しやすいモデルとなっています。コンパクトなサイズでありながら、十分な室内空間と荷室容量があるため、さまざまな用途に対応できる万能選手といえるでしょう。
また、ガソリン車だけでなく、ハイブリッドモデルもラインナップされているため、燃費性能を気にする人にもおすすめです。
運転しやすいSUVがほしい、万能な使い方ができるコンパクトカーを探している、という人はライズをチェックしてみてください。
新車価格:180万700円〜244万2,000円(税込)
フリード(ホンダ)

フリードは、3列シートを備える5ナンバーサイズのミニバンです。6人乗り仕様では2列目がキャプテンシート、7人乗り仕様では2列目がベンチシートとなります。
また、2列目と3列目シートのアレンジによって、さまざまなモノを載せられるため、大きい物や大量の荷物を運ぶことも可能です。
さらに、ユーティリティボードなどで荷室のアレンジもできるため、レジャーや趣味に幅広く対応できるのもポイントとなっています。
5ナンバーサイズの車で使い勝手がよく、さまざまなモノを載せることができ、ファミリーカーとしても使えるモデルを探しているときは、フリードがおすすめです。
新車価格:262万3,500円〜360万2,500円(税込)
ジムニーシエラ(スズキ)

スズキ ジムニーシエラは、軽自動車のジムニーをベースに小型車用エンジンを搭載したSUVです。海外市場で小型の四輪駆動車として活躍しているだけでなく、本格的なオフロード(未舗装路など)を走行できる構造により、さまざまな道を走破できます。
今回紹介しているジムニーシエラは、3ドア(バックドアを含む)モデルとなりますが、後席ドアを設けたジムニーノマドもラインナップされています。
趣味で未舗装路を走行することがある、趣味の車としてタフなコンパクトカーを探している、というときはジムニーシエラがおすすめです。
新車価格:227万1,500円〜238万5,900円(税込)
コンパクトカーの上手な選び方
5ナンバーサイズのコンパクトカーは、狭い場所での取り回しや路地での走行、駐車場選びに悩むことが少ない車です。
ただし、5ナンバーサイズのコンパクトカーは、それぞれに特徴があります。そのため、自分のライフスタイルにあった車を選ぶことがポイントです。
扱いやすいサイズの車(コンパクトカー)を探している、使い勝手がいい5ナンバーサイズのモデルがほしい、というときは用途や目的を明確にしてから車種の絞り込みをしましょう。
企画監修・執筆

齊藤優太
自動車ライター/インストラクター/ジャーナリスト
フリーランスの自動車ライター/インストラクター/ジャーナリスト。新車ディーラーの営業職、指定自動車教習所の教習指導員、中古車買取、タクシードライバーなど、自動車に関連する仕事に従事した後フリーランスとなる。現在は、自動車ライター/インストラクター/ジャーナリストとして、さまざまな媒体へ記事を寄稿したり、メディアに出演したりしている。
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