中古車の買取価格は販売価格の何割くらい? 査定額に差が出る要因とは
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ときどき、中古車買取店の広告などで「買取価格ナンバーワン!」などの言葉を目にすることがあると思います。
それを見て、どうしてこの店はほかのところよりも高く買い取ることができるのだろう、などと疑問を持ったことはありませんか?
実は、買取店によって査定額に差が出るのにはいくつかの要因があります。ここでは、その要因について詳しく紹介していきます。
査定の基準とチェックポイント
お店による価格差の違いの前に、まずは中古車の基本的な査定の基準とチェックポイントを確認してみます。
このようなものが、買取の査定に際の基本的なチェックポイントとなります。
しかし、キズがあるから高く売れないのではないか、古いから高く売れないのではないか、とこれだけで諦めてしまうのはもったいないです。
買取価格は販売価格の何割くらい?
では、買取価格は販売価格のどれくらいの価格で査定されるのでしょうか。
ここで、買取店によっての差が生まれてきます。しかし、一般的に買取価格には以下のような傾向がみられるので参考にするとよいでしょう。
人気の車ほど買取価格と売価の差が小さい
人気の車は、当然回転率がよく売れやすいです。そのため、売上高から売上原価を差し引いた粗利が少なくても、利益が出るのです。その結果、買取価格は高くなります。
不人気の車ほど買取価格と売価の差が大きくなりがち
不人気であまり売れ行きの良くない車は、そもそも在庫があると考えられるため、業者はその分のリスクを差し引いた価格で査定額を提示します。さらに、売れ残ってしまった場合に値下げをする可能性も考えると、買取価格はさらに低くなってきてしまいます。
簡単に整理すると、人気の車ほど買取価格の割合は大きく、不人気の車ほど買取価格の割合は小さいということになります。
査定に差が出る要因
ここまで聞くと、新しい車種や流行りの車種など、人気の車だったら結局どこでも同じなのではないかなど考えられるかもしれません。
しかしそんなことはなく、やはり買取店によって査定価格は異なります。
その要因について、大きく三つが挙げられます。
買取店によって人気のある車種が異なる
当然ですが車を買う人にも様々な人がいて、住んでいる場所や所得の違いなどによってさまざまなニーズがあります。
例えば、大きな自動車会社の工場がある地域ではそのメーカーの車種が好まれたり、道の狭い地域では軽自動車の需要が高かったりすることでしょう。
買取店も、そのニーズにあわせて買取や販売を行っているので、重要なポイントになってきます。
買取店の決算時期
決算時期は、新生活が始まる時期でもあり、車の需要が高まり値上がりする傾向があるために各社が買取金額を競って金額に差が出る時期と言えます。
販売業者へのマージン(買取専門店の場合)
マージンというのは、簡単に言うと手数料のようなものです。買い取った車にキズなどがあったりして整備や修理を行う場合、買い取り専門店では別の業者に頼んでそれを行います。そのため、店頭に並ぶまでに中間業者との間で修理費が発生して、販売価格に上乗せされます。
買取価格の内訳
ここで、買取価格の内訳についても確認しましょう。
販売前の整備・手続き費用
先程、買い取り専門店の場合は販売前の整備を中間業者に依頼するとありましたが、買取の専門店ではない場合にはその店で整備などを行います。そのような、店頭に並ぶまでの過程において発生する上乗せ価格が買取価格には影響します。
オークション相場を反映
中古車を扱う店では、一般の消費者との取引だけでなく、中古車専門のオークションで車を落札し店頭へ並べたり、反対に買い取った車をオークションへ出品したり、ということもしています。そのため、オークションでの相場が価格に影響してきます。
高く買い取ってもらうためには中古車販売店を利用しよう
これまで見てきたように、査定額は店によって差があります。どの店に買い取ってもらうかを決めるには、相場を調べたり店ごとの需要を把握したりすることのほか、やはりどんな車種でも買い取ってくれる大手の業者に査定をしてもらい、自分の目でその差を実感してみることが一番安心できます。
まとめ
ここまで、査定額に差が生じる要因について様々な観点から紹介してきましたが、やはり実際に査定に出してみることが大切です。
直接に行くことがためらわれる場合は、自宅の駐車場で査定をしてくれる「出張査定」を無料で行っている業者もあるので、この方法を利用してみるのも良いでしょう。
中古車の販売を検討している場合には、ぜひ上記を参考にしてみて下さい。
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