2020.05.14豆知識

10万キロで切れる?タイミングベルトの交換時期や費用相場について解説

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10万キロで切れる?タイミングベルトの交換時期や費用相場について解説

安全に車に乗るためには、ある程度車のパーツに関する知識を持っておいたほうが良いでしょう。車には様々な部品が使われていますが、エンジンを正常に動かすために重要になるのがタイミングベルトです。タイミングベルトがどういうパーツなのかよく知らない方も少なくありません。この記事ではタイミングベルトがどういう役割を果たしているパーツなのか、交換時期や費用相場などについて詳しく解説していきます。

そもそもタイミングってどんなもの?役割とは


車のエンジンは、吸気や排気、燃焼などの工程を規則的に繰り返すことで正しく動作しています。エンジン内に綺麗な空気を取り込んで燃焼させ、汚れた空気を外へ排出させることで車が正常に動くというわけです。もしこの工程が正しいタイミングで行われなかった場合、不完全燃焼を起こしてしまう恐れがあります。エンジンが正常に吸気、燃焼、排出を繰り返すためにタイミングを調整しているのがタイミングベルトです。

エンジンの内部に取り付けられているタイミングベルトは、エンジンルームを開けても直接見ることはできません。エンジンの近くにベルトを使ったパーツがいくつかありますが、それはエアコンベルトやファンベルトといったパーツでタイミングベルトではありません。タイミングベルトはエンジンを動かすための重要なパーツなので、しっかりとカバーが取り付けられています。車によって取り付けられている場所は違いますが、基本的に素人が自分で状態をチェックすることはできないです。

10万キロで切れる?タイミングベルトの交換時期や費用相場について解説

車の中には、タイミングベルトではなくタイミングチェーンと言われるパーツが取り付けられているものもあります。タイミングチェーンも役割はタイミングベルトと一緒です。しかし、両者は使われている素材が違います。タイミングベルトはゴム、タイミングチェーンは金属が素材として使われています。素材によって耐久性が変わり、タイミングチェーンは基本的に交換が必要ありませんが、タイミングベルトは定期的に交換しなければなりません。自分の車のエンジンにはタイミングベルトとタイミングチェーンどちらが使われているかチェックしておくと良いでしょう。

タイミングベルトの交換時期目安


タイミングベルトはエンジンを動かすための重要なパーツなので、安全に車を使うためには破損する前に交換する必要があります。ベルト交換のタイミングは10年に1回と言われることが多いので、その前に新しい車に乗り替えてしまい今まで交換したことがないという方もいるかもしれません。しかし、10年というのは1年の平均走行距離を1万kmとした場合で、実際は年数で交換タイミングが決められているわけではありません。多くのメーカーではタイミングベルトの耐用年数を10万kmとしています。そのため、車を利用する頻度によって適切な交換タイミングは変わるのです。例えば、1年間に平均2万km走行する人なら5年、3万km走行する人なら3年程度が交換タイミングになります。

また、普通自動車の場合は普通自動車に比べると、タイミングベルトの劣化が進みやすいので注意してください。なぜかというと、軽自動車は排気量が少ないため、普通自動車よりもエンジンの回転数を上げてパワーを出しているからです。走行距離10万kmというのは普通自動車の交換目安で、軽自動車はそれよりも早く交換したほうが良いとされています。

もちろん車種によって適切な交換タイミングが変わりますし、乗り方次第で10万km走行する前にタイミングベルトが破損してしまうケースもあります。タイミングベルトは劣化が進んでいても自分ではなかなか異常に気付くことができないパーツです。特に異音が発生するなどの前兆がなく、いきなりタイミングベルトが切れてしまうこともあります。自分で直接エンジンベルトを確認することもできないため、定期的に専門家にチェックしてもらったほうが良いでしょう。

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タイミングベルトの交換費用はどれくらい?


一般的な交換費用の目安は?


タイミングベルトの交換費用の相場ですが、車種によっても変わってきます。軽自動車なら30000円前後、普通自動車なら60000円前後が相場です。車種や修理を依頼する業者によっても費用は変わり、場合によっては10万円以上の交換費用がかかってしまう場合もあります。

交換費用の理由


タイミングベルトの交換しょうとした時、思っていた以上の金額でびっくりしたという方もいるかもしれません。タイミングベルトがそんなに高いのかと疑問に思うかもしれませんが、タイミングベルト自体は数千円程度です。しかし、ベルトを交換するためにはエンジンを開ける必要があるため作業に6時間程度かかります。交換する作業に時間と手間がかかってしまうため、工賃が高くなってしまうというわけです。中にはエンジンを開けなくてもタイミングベルトを交換できる車種もあるため、そのような場合は10000円程度の費用で済む場合もあります。

タイミングベルトの交換をしないと起きること


タイミングベルトが劣化するとエンジンに様々な影響が出てしまいます。万が一ベルトが切れるとエンジン内のバルブやピストンが破損し、エンジン自体が死んでしまうこともあります。そうなるとエンジンを積み替えなければなりません。また、適切なタイミングで交換せず放置しておくと、下取りに出した時に査定額に影響が出てしまいます。安全に車に乗るため、セールバリューを維持するためにも、適切なメンテナンスを行いましょう。

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