2019.12.19豆知識

どこに気を付ける? 夜間でも安全に運転するためのポイント

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35.どこに気を付ける? 夜間でも安全に運転するためのポイント
夜間の運転は昼間よりも危険性が高くなります。日中とは異なる状況に対応するために、しっかりと「夜間向けの運転」を心がけましょう。夜間、安全に運転するために知っておきたいポイントを挙げていきます。

昼の運転と何が違う?夜の運転の注意点

夜は昼よりも暗い……当たり前ですが、このことが運転では大きな違いとして現れます。明るい日中であれば広い視界が確保できますが、夜間はヘッドライトと街灯の明かりが頼りになるため視界は狭まります。

また、夜間の暗がりの中では周囲の景色がゆっくりと後方に流れていくように見えます。さらに夜は交通量も少なくなるのも日中との違いです。

夜の運転で意識しておくべき危険要因

上記の違いによって、夜の運転では日中とは違う危険要因が生じます。意識しておくべきポイントを挙げてみましょう。

歩行者の発見が遅れやすい

夜間はライトに照らされている範囲の前方視界に集中してしまいがちです。そのため左右の歩行者や自転車に気づきにくくなります。危険の発見が遅れればその分、事故は起こりやすくなります。横断歩道を渡る歩行者との接触事故が多く発生するのも夜間です。自転車は無灯火のこともあるので、こちらも注意が必要です。

スピードを遅く感じやすい

日中と同じスピードで走っているつもりなのに、夜間だと知らず知らずのうちにスピードが出ていることがあります。ただでさえ周囲が見えづらく視野が狭くなっているなかスピードを出しすぎてしまうと、歩行者などの不意な飛び出しに対する反応が遅れて大きな事故につながる危険性が高くなります。

対向車のヘッドライトによるグレア現象

グレア現象とは、対向車と自分の車のヘッドライトが重なり合うことでお互いの光が反射し合い、間にいる歩行者などが見えなくなってしまう現象を指します。

とくに市街地の交差点などでは、対向車のヘッドライトがこちらを向いた瞬間に、横断歩道を渡る歩行者が見えなくなることがあります。一方、歩行者の方は自分がヘッドライトに照らされているため、当然、車からは見えていると思っています。信号が変わりそうなタイミングだと歩行者が無理な横断をしようとしていることもあり、非常に危険です。

さらに雨の日の方が乱反射は多くなるため、グレア現象が起こりやすくなります。センターラインや停止線などの道路標示が確認しづらくなることもあるので要注意です。

夜でも安全に運転するためのポイント

最後に、夜でも安全運転するためのポイントをしっかりと確認しておきましょう。

ハイビームとロービームを使い分ける

ヘッドライトの照射範囲は、ハイビームは前方100m、ロービームは40mです。一方、車の停止距離は60km/hでは約44m、50km/hでは約32mと言われています。つまり、ロービームかつ時速60kmで走っていると危険を察知してブレーキをかけても間に合わない計算になります。そのため夜間の走行は法律や道路交通法では「原則ハイビーム」と決められています。

ただし、対向車の多い市街地でのハイビームはほかの車や歩行者が眩しく感じやすく迷惑になってしまうことも。前を走っている車にとっても、後ろからハイビームで照らされるとバックミラーやサイドミラーにライトが当たって眩しく感じます。
そのため対向車が来たときや前の車に続いて走行するときはその都度、ロービームにする必要があります。
対向車が来るたびにロービームに切り替えるのは面倒だという人もいますが、夜間の事故の多くがロービーム時に発生していることもあるので、きちんと切り替えを行うようにしましょう。

また、霧雨が降っているような日はライトの光が乱反射しがちなのでフォグライトを点灯させた方が視界は見えやすくなります。

周囲の状況によってハイビームとロービーム、フォグライトなどを適切に使い分けましょう。

無理な左折・右折をしない

夜間、左折時は歩行者や自転車が確認しづらくなるため、いつも以上に巻き込みに注意が必要です。サイドミラーを見るだけでは不十分なことも多いので、しっかり目視して確認するようにしましょう。

右折時は右側から来る歩行者などにはヘッドライトが当たらないため、見落としに注意します。対向車の間を縫って走ることに気を取られたり、グレア現象が起こったりすることもあるので、こちらも丁寧な確認を心がけながら慎重にハンドルを切りましょう。

右左折時は無理をせず、歩行者や自転車、対向車などをやり過ごしてから曲がることを心がけてください。

スピードメーターを常に確認する

夜間はスピードを出しすぎていないか、常にスピードメーターを確認することが大切です。高速道路や交通量の少ない道路ではとく注意してください。しっかりと制限速度を守り、急ブレーキなどの動作にも備えておきましょう。

十分な車間距離をとっておく

夜間は前方の車の状況がつかみづらく、前方車の急ブレーキにすぐに反応できない可能性もあります。万が一前方車が急ブレーキをかけても対応できるよう、車間距離は日中以上に十分にとるようにしてください。

 
夜間は集中力が途切れがちになったり、眠くなってしまう時間帯です。夜間の運転では眠気対策にも気を配りつつ、眠くなりそうなときの深夜の運転などは控えるといった決断も必要です。上記を参考に、夜間の安全運転を心がけてください。

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