2020.06.25中古車購入 , 豆知識

古い車の維持費、車検は高くつくって本当?

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古い車の維持費、車検は高くつくって本当?

長く同じ車に乗っていて、いつ車を乗り換えようかタイミングに悩んでいる方もいるでしょう。このまま乗り続けたほうが良いのか、乗り換えたほうがお得なのか判断するのはなかなか難しいものです。古い車に乗っている人の中には維持費のことで悩んでいる方もいるかもしれません。今回はそういう方に向けて、古い車はどのような維持費がかかるのか、車検は高くつくという話は本当なのか詳しく解説していきます。

古い車の維持費、車検が高くつく理由

古い車だと車検が高くつく理由の1つが、自動車税と自動車重量税です。車検を受けるためには自動車税(軽自動車の場合は軽自動車税)と自動車重量税を支払わなければなりませんが、13年目以降は支払う税金が増えてしまいます。2015年3月末までに新車登録した軽自動車を例に挙げると、13年未満は軽自動車税が7,200円なのに対して13年目以降は12,900円、自動車重量税は13年未満で6,600円、13年目からは8,200円の税金がかかります。同じ車でも12年を超えるだけで約7,000円も高い税金を払わなければならないのです。普通車の場合は、13年目からは15%程度の重税となります。

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税金だけではなく、古い車は新車に比べると維持費が高くなりがちです。どんなに丁寧に乗っていても、車は使っているうちにパーツが劣化していきます。エアコンやブレーキなど、調子が悪くなってきた時は修理や交換をしなければなりません。同じ車でも乗っている期間が長くなればなるほど、修理箇所は増えてくるでしょう。車は古くなったからといって、点検項目が減るわけではありません。車検に通るためには一定の条件をクリアしなければならないため、パーツの交換や修理が必要になればそれだけ整備費用も高くなってしまいます。古い車に乗り続ける時は、維持費や車検が高くつくことを理解しておく必要があります。

自動車税

自動車税は、自動車を使っている人が払わなければなりません。普通車にも軽自動車にも自動車税がかかりますが、軽自動車にかかる税金は軽自動車税と呼ばれています。車を所有している人には毎年4月末から5月上旬にかけて納税通知書が送られてきます。自動車税は車1台ごとにかかるものなので、複数台車を所有している場合はそれぞれの自動車税を払わなければなりません。

令和元年9月30日までに登録された普通自動車の場合は排気量1L以下なら29,500円、1L超~1.5L以下なら34,500円というように、排気量によって支払う税額は変わります。軽自動車は一律ですが、初度検査年月が2015年3月末日までに購入したものは7,200円、それ以降に購入したものは10,800円と購入時期によって支払う軽自動車税が変わるので注意してください。自動車税は毎年支払うもので、5月末までが支払期限となっているため、維持費として見込んでおかなければなりません。

重量税

重量税は車の重さに対してかかる税金で、車を購入した時と車検の時に支払うものです。自家用乗用車は、重量が0.5t増えるごとに税額も増加していきます。エコカー免税の適用などもありますが、適用されない場合は0.5t以下は8,200円、1tまでは16,400円というように、重量に比例して支払う重量税も多くなります。軽自動車の場合は車両重量に関係なく、エコカー免税適用時は5,000円、適用外なら6,600円です。13年経過、18年経過で支払う税額が増えるため、古い車に乗る時は維持費としてしっかり計算しておきましょう。

古い車の維持費としてかかる経年で整備が必要になる場所、パーツとは

エアコン

古い車になると、エアコンの効きが悪くなることも珍しくありません。エアコンの不調はエアコンガスの不足やガス漏れ、コンプレッサーの故障など原因は様々です。エアコンガスの補充なら4,000円程度ですが、ガス漏れの修理は2~5万円程度、コンプレッサーの修理になると5~10万円程度かかります。

サスペンション

サスペンションは車のボディとタイヤの間にあるパーツで、走行中の衝撃を吸収したり、乗り心地を良くしたりするものです。サスペンションが劣化すると走行が不安定になる、乗り心地が悪くなるといったトラブルが起こります。サスペンションの種類によっても変わりますが、一般的に10年程度が耐用年数と言われています。サスペンションの交換費用の相場は、国産車で2万円~4万円程度です。

ブレーキ

ブレーキは車の中でも、安全性に大きく関わってくるパーツです。ブレーキパッドが摩耗するとブレーキの効きが悪くなるため、すぐに交換しなければなりません。ブレーキパッドの交換費用の相場は5,000円から10,000円程度です。ブレーキパッドは10mm程度の厚さになっているのが一般的で、これが3mm程度までに減った時が交換タイミングと言われています。1mm以下になると事故に繋がる危険性が高くなるため、早急に交換しなければなりません。車の乗り方によってもブレーキパッドの減りは変わりますが、長く乗れば乗るほど劣化が進むため、定期的に状態をチェックしておくようにしましょう。

ミッション

車のミッションが故障してしまう主な原因は経年劣化です。他のパーツに比べると故障頻度は少ないですが、長年乗り続けていると劣化は進んでしまいます。ミッションが故障すると加速が鈍くなったり、異臭が発生したりなどのトラブルが起こります。最悪車が動かなくなることもあるため、異常を感じたらなるべく早く修理、交換したほうがよいでしょう。ATミッションの場合、車種によっても異なりますが、交換費用の相場は軽自動車で20万円程度、ミニバンなどで60万円程度となっています。かなり高額な費用がかかるため、ミッションが故障したタイミングで車の買い替えを考える人も多いです。

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古い車の維持費をきちんと把握しよう

13年目以降の車を乗り続けると、12年目までより高い税金がかかる、様々なパーツが経年劣化し整備費用がかかるといったマイナス面もでてきます。1つの車を大切に長く乗り続けるのは悪いことではありません。しかし、古い車は維持費がかかってしまうことも理解しておく必要があるでしょう。その上で古い車に乗り続けるのか、それとも13年経つ前に売却、新しい車を購入して乗り換えるのか検討してみてはどうでしょうか。

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