2021.07.21中古車購入 , 豆知識

軽自動車は何人乗り? 定員オーバー時の罰則など解説します

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軽自動車は何人乗り? 定員オーバー時の罰則など解説します

軽自動車は何人乗りまでOK?

軽自動車に乗れる人数についての一般的な認識は4人以下です。これは軽自動車に乗車している人の総数を示しているので、運転手も含めて4人までという規格になっています。実際に軽自動車の内部を見てみると運転席と助手席に加えて、後部座席に二つのシートベルトが備え付けられているでしょう。ただ、あくまで4人以下というのは大人の場合であって例外もあります。道路運送車両の保安基準として乗車定員の数え方の例外則が定められていて、12歳未満については3人で12歳以上の人2人の扱いとなっています。

この例外を適用すると、12歳未満の子供が3人と、12歳以上の人が2人という組み合わせであれば軽自動車に5人乗車できることがわかります。また、12歳未満の子供が4人、12歳以上の人が1人であっても問題ありません。このような乗り方をするとシートベルトが足りなくなってしまいますが、これも例外として違反にならないとされています。

なお、大人の数によって子供が何人乗れるかは、
(軽自動車の定員4-大人の数)×1.5=軽自動車に乗車できる子供の人数
という式で計算することができます。
小数点は切り捨てになるので、大人1人、子供5人という乗り換えはできません。

軽自動車の定員数の理由は?

軽自動車が何人乗りなのかはどのようにして決まっているのでしょうか。これは軽自動車の規格によって決まっていて、軽自動車であれば軽ワゴンであっても同じで、乗車定員が4人以下ということに加えて、車体サイズと排気量、最大積載量についても規格があります。車体サイズについては全長3400mm以下、全幅1480mm以下、全高2000mm以下、排気量は660cc以下、貨物目的での利用の場合には最大積載量が350kg以下というのが規格です。このような車体サイズや排気量の兼ね合いがあって12歳以上の人が5人以上乗車するには車内が狭くて排気量も十分ではなくなる可能性があり、安全性を考慮して乗車定員が4人以下と定められています。

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定員オーバー時の罰則

もし軽自動車を使用しているときに定員オーバーを起こしてしまうとどうなるのでしょうか。道路交通法によって定員オーバーに関連する違反が二つ規定されているので内容を確認しておきましょう。道路交通法では罰則として罰金と減点の二つが定められているので、それぞれについて具体的な数値を紹介します。

定員外乗車違反

定員外乗車違反は軽自動車に限らず、車検証に記載されている乗車定員を超えている場合に科される違反です。軽自動車でも他の乗用車でも罰則については内容が同じで、罰金が6000円、減点が1点になっています。1人超過していた場合にも2人超過していた場合にも一回の摘発による罰則には違いがありません。

乗車積載方法違反

定員オーバーをしたときに該当する可能性がある違反としてもう一つ挙げられるのが乗車積載方法違反です。これは正しい方法で人が乗車していなかったり、荷物が置かれていなかったりしたことによって安全に運転できる状態ではないときに科されます。定員オーバーの場合によくあるのが、座席以外のところに5人目または6人目が乗車したというものです。トランクや荷台に乗ってしまうと乗車定員をオーバーしていなくても乗車積載方法違反になります。乗車積載方法違反になった場合には罰金が6000円、減点が1点です。

なお、これに付随して留意しておくと良い違反として、幼児用補助装置使用義務違反もあります。6才未満の人についてはチャイルドシートに乗せることが義務付けられています。きちんと正しい方法でチャイルドシートを取り付けられていなかった場合にも違反になるので注意が必要です。幼児用補助装置使用義務違反では1点の減点で、罰金はありません。ただ、軽自動車の後部座席にチャイルドシートを三つ付けるというのは物理的に難しいことがあります。そのため、例外的に安全に設置できない場合にはこの違反にならないとされています。

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軽自動車に大人5人以上で乗るとどんな危険がある?

軽自動車に定員を超える大人5人以上で乗車をすると、定員外乗車違反や乗車積載方法違反で罰せられるだけでなく、安全面でのリスクが生じることも忘れてはいけません。例えば、定員オーバーということは車体にも負荷がかかっているわけですから、重量の問題で走行性やハンドルの操作性に影響を及ぼし、事故を起こしやすくなる可能性があります。

また、車内には定員分のシートベルトしか設置されていませんので、シートベルト未着用による危険性も高くなるでしょう。シートベルトを着用せずに事故に遭遇すれば、体が車内に強く打ち付けられたり、車外に飛ばされたりするなどし、最悪の場合には命を落としてしまうこともあるのです。

定員オーバーになりそうなシチュエーションとは

都市部などでは、駐車スペースの問題や車に乗る頻度が少ないことから、軽自動車を選ぶ方も多く見られますが、4人以下までしか乗れないということきちんと理解した上で決めていく必要があります。例えば、軽自動車を購入した当初は大丈夫でも、何年か乗っているうちに家族が増えて定員オーバーになってしまうケースもありますし、ファミリー世帯では祖父母を誘って出かける際に、全員が乗れなくなってしまうこともあるでしょう。

また、子どもの友だちを乗せたり、友人ファミリーと一緒に出かけたりする時に、「普通車にしておけばよかった」と後悔する可能性も考えられます。軽自動車の購入を検討する際には、想定されるシチュエーションやライフスタイルの変化なども考慮しておくことが大切なのです。

定員オーバーが心配な際の選択肢とは? 普通車は何人乗り?

では、実際に「軽自動車では定員オーバーが心配」という場合にはどうしたら良いのでしょうか。例えば、夫婦で車の免許を持っているのなら軽自動車を2台持ちするというのも方法のひとつでしょう。車種によっては8人乗りのミニバン1台を購入するよりも安く済む場合もありますし、税金や燃費などの面でも家計に優しいのが軽自動車の魅力。

また、それほど頻繁に乗らないというのであれば、必要な時だけレンタカーやカーシェアなどを利用するという方法もあります。一般的な普通車は5〜8人乗りとなっていますので、家族構成や乗車する頻度など、ライフスタイルやライフプランを考慮した上で、その家庭に合った選択をしていくと良いでしょう。

軽自動車の定員とその注意点をまとめます

例えば5人家族の場合、子供が12歳以上になった途端に5人家族が全員で乗れなくなってしまうことになるのにも注意が必要でしょう。また、シートベルトが不足するので着用できないのは例外的に違反になりませんが、安全性に問題があるのは確かです。このようなことを考慮すると、家族が増えていて4人では定員数が足りないという状況になっているのなら、早めに普通乗用車への乗り換えも検討するのが大切です。

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