2020.03.05買取査定

法定整備と車検の違いとは?してると下取り時にプラスになる?

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法定整備と車検の違いとは?してると下取り時にプラスになる?

車の維持管理をするときには車検や法定整備を受けなければならないと考えるのが一般的でしょう。法定整備と車検をセットで捉えている人も多いですが、この違いを知っているでしょうか。また、将来的に車を売却するときにどんな影響があるのか気になりますよね。この法定整備と車検、二つの違いを明確にし、更に法定整備の意義について紹介するので参考にして下さい。

車検と法定整備の違い

車検と法定整備あるいは法定点検はどちらも法律で定められているものですが、内容には違いがあります。それぞれについて概要を理解した上で違いを確認しておきましょう。

法定整備とは

法定整備とは道路運送車両法によって定められている定期点検整備の義務に基づいて実施される整備のことで、点検をして問題があると認められた部分は全て整備することになります。法定点検ともよく言われているもので、12ヶ月点検、24ヶ月点検の二種類があるのが特徴です。

車検とは

車検とは車が保安基準を満たしているかどうかを検査することにより、安全に運転できる車かどうかを見極めるための制度です。車の所有者は定期的に車検を受けなければ公道を運転することができません。車の使用目的や種類などによって車検を受けなければならない頻度は違いますが、自家用車の四輪車であれば初回が3年、2回目以降は2年で検査を受けるのが義務です。

車検と法定整備の違い

車検と法定整備はどちらも法律によって義務付けられているものの、内容と罰則が大きな相違点です。車検はあくまで公道を安全に走れるかどうかを検査するものなので整備をすることはありません。検査項目の全てについて基準を満たして合格することで公道を走る許可を得られる仕組みになっています。車検を受けずに公道を走行していると違反になり罰則を受けることになるのが特徴です。それに対して法定整備では点検をして不備があったら整備が行われます。安心して走行できる車として最低限の項目を点検し、不安がある部分は基準を満たすように整備するのです。事業用車は罰則がありますが、自家用車は罰則がないのも相違点です。
法定整備と車検の違いとは?してると下取り時にプラスになる?2

法定整備を行うメリットとデメリット

罰則がないのなら法定整備は不要と思うかもしれませんが、法律で義務付けられているので基本的には受けるべきものです。ただ、受けるのにはメリットもデメリットもあるのでよく考えてみる価値はあります。

メリット

法律で定められている項目の点検をしてもらい、必要に応じて整備を受ければ安心して安全な走行を続けられるのが最大のメリットです。不具合や故障のときにメーカー保証を受けられるのも魅力でしょう。また、リセールバリューも法定整備をしていれば高くなるのが一般的です。点検整備記録簿に記録が残っているかどうかで車の査定価格は上がるので将来的に下取りや買い取りで有利になることが多いです。

デメリット

法定整備をするデメリットは費用を負担しなければならないことです。点検費用、作業費、交換部品の費用などがかかり、車の状態によっては大きな出費になります。また、点検と簡単な整備だけでも一時間から一時間半くらいを必要になり、大きな修理が必要な場合には車を一日預かってもらわなければならないこともあるのもデメリットです。預ける場合には代車を出してもらうのに費用負担が生じるのも問題でしょう。
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法定整備で行われる作業内容

法定整備を受けるときにはディーラーや整備工場などに依頼するのが基本です。法定整備を依頼するのは一般的には認定工場か指定工場と呼ばれるところになります。どちらも国家資格である二級整備士の資格を持っている人が所属していて、車を分解するための設備が整っているのは共通点です。認証工場は車検ラインを持っていないのに対し、指定工場は車検ラインがあってその場で車検も行えるようになっています。ただ、法定点検や整備を依頼したときに内容が異なるわけではありません。12ヶ月点検、24ヶ月点検でそれぞれどんな項目が点検整備されるのかを確認しておきましょう。

12ヶ月点検

12ヶ月点検では7つのカテゴリに分けられた合計26項目の点検整備が行われます。パワー・ステアリング装置のベルトの緩み及び損傷、ブレーキ・ペダルの遊び及び踏み込んだ時の床板との隙間やブレーキのきき具合などのように安全運転をする上で欠かせない項目がほとんどです。タイヤの状態やホイールナットの緩み、原動機の排気の状態や電気装置のバッテリのターミナル部に関する接続状態なども該当しています。

24ヵ月点検

24ヶ月点検では10個のカテゴリに分けられた合計56項目の点検整備が行われます。12ヶ月点検の26項目に加えてハンドルの操作具合やブレーキドラムの摩耗及び損傷、燃料装置の燃料漏れなどの細かな部分まで確認する仕組みになっています。ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス等の発散防止装置のように環境への影響も配慮した点検項目が含まれているのも特徴です。

法定整備でメンテナンスを徹底しよう

車検と法定整備はどちらも義務ではあるものの、公道を走行するための基準を満たしているかを検査するものか、安全に走行できるようにするための整備を実施するものか、という点が大きく異なります。法定整備はやらなくても罰則はないものの、メンテナンスを徹底して車を良好な状態に保つのは大切です。普段から安心して走行できるようにし、尚且つ査定金額も高くするためにきちんと法定整備を実施しましょう。

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