アイドリングストップの意味とは?車にとってどんなメリットがある?
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最近よく耳にするアイドリングストップ。
「よく聞く言葉だけど、アイドリングストップの意味やメリットがいまだによく分からない……」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、アイドリングストップの意味や、アイドリングストップの車へのメリットについてご紹介します。
アイドリングストップの意味とは?
アイドリングストップとは、信号待ちなどで停車する度に、いったんエンジンを切って、発進の際に再度エンジンをかけるという意味です。
最近では、自動的にアイドリングストップを行ってくれる機能が搭載された車も多くなってきました。
アイドリングストップのメリットは?
アイドリングストップにはいくつかのメリットがあります。
ガソリンの節約につながる
最初に挙げられるのは、アイドリング時に消費する燃料をカットすることができるという点です。
車は走行していなくても、エンジンがかかっていればガソリンを消費します。もちろん、排気量や車の種類などによっても異なりますが、10分間アイドリングストップすることで、0.15~0.2Lほどのガソリンを節約できるといわれています。
わずかな量だと思われるかもしれませんが、毎日車に乗る方の場合、年間で数万円の節約になる場合もあるのです。
排気ガスの軽減
その他に、排気ガスの排出量を減らすことができるという点も、アイドリングストップのメリットです。
排気ガスは、さまざまな環境問題につながる可能性があるため、できるだけ排出しないことに超したことはありません。
アイドリングストップにはデメリットもある?
アイドリングストップには多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。
使い方によっては、逆に燃料を多く消費してしまう
基本的には、アイドリングストップすることによって、ガソリンを節約できます。
しかし、短時間で極端にアイドリングストップさせてしまうと、逆に多くの燃料を消費してしまう可能性があります。
一度、停止したエンジンを再度始動する際には、通常よりも多くの燃料が消費されてしまうのです。そのため、5秒以下のアイドリングストップの場合、逆に多くのガソリンを消費してしまう可能性があります。
もちろん、近年では始動時にモーターなどでアシストしてくれる機能などを搭載した車も登場し、このデメリットは薄れつつあります。運転の仕方や車の種類によっては、デメリットとなるケースがあることも頭に入れておきましょう。
バッテリーに負担をかける
アイドリングストップにより、バッテリーに負担をかけてしまうケースがあります。一般的な自動車の場合、エンジンを始動させるためにセルモーターが使用されます。このセルモーターがかなりの電力を消費しますので、バッテリーに負担をかけることになってしまうのです。
最近のアイドリングストップ機能を搭載した車は、その負担に耐えるために大容量バッテリーが搭載されています。それ以外の車でアイドリングストップを繰り返すと、バッテリーが消耗してしまうリスクがあるでしょう。
また、アイドリングストップ搭載車の大容量バッテリーは、おのずと価格も高価となります。通常の1.5~2倍となるケースもあり、これもコスト面におけるデメリットといえるでしょう。
おわりに
今回はアイドリングストップの意味や、アイドリングストップの車へのメリットについてご紹介しました。
アイドリングストップが車や環境に与える影響は小さくありません。いくつものメリットがある一方、その方法や車の種類によってはデメリットもあります。
そのため、メリット・デメリットの両方をしっかりと頭に入れた上で、アイドリングストップをうまく活用するようにしましょう。それにより、家計にも環境にもやさしいドライブを楽しめるようになるはずです。
<記事NO.RC‐00236>
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