2017.05.29中古車購入

中古車を選ぶ時に見かける「修復歴あり」とは?基準と購入時の注意点

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中古車の「修復歴あり」とは

中古車選びの際に、プライスボードに「修理歴あり」と記載された車を見たことはある方もいるのではないでしょうか?中古車を購入するときは、価格やデザイン、性能だけを見て選ぶのではなく、修復歴も同時に確認が必要です。

そこで今回は、意外と見落としがちな中古車の修復歴についてご紹介します。中古車購入で損をしないためにも、ぜひ参考にしてください。

 

 

修復歴とは?

気をつけたい修復歴修復歴と聞くと、何か問題のある車のようなイメージをもたれる方も多いでしょう。しかし、修理歴がある中古車が、必ずしも問題のある車というわけではありません。

 

修復歴とは、特定箇所の修理履歴のことで、「修復歴車」という場合は過去に何らかの理由で特定箇所を修理した車を指します。

 

修復歴の定義は日本自動車査定協会や自動車公正取引協議会、日本中古自動車販売協会連合会などによって定められ、特定箇所も決められています。その箇所とは、以下の8つの部位です。

 

・フレーム

・クロスメンバー

・インサイドパネル

・ピラー

・ダッシュパネル

・ルーフパネル

・フロア

・トランクフロア

 

これらの部位は、いずれも車の骨格部分で車体構造の基礎をなす部分です。この8つの部位のうち、1箇所でも修理すれば修復歴車となります。

 

修復歴の有無で問題あるかどうかは決まらない

例えば、車のフレーム部分に手を加えた修復歴車でも、それによって車の価値が低くなる場合がありますが、修復歴ありの車でも、車の性能に問題なく安全走行できる自動車はたくさんあります。

その反対に、見た目に大きなキズを残しながら修復歴と判断されない車も市場に出回っています。ただ、中古車購入にあたっては、過去の修理履歴を把握することで交渉やメンテナンス時の貴重な情報となるため、事前に確認しておくことが大切です。

 

購入時の注意点

購入時の注意点中古車販売店で中古車を購入する場合、販売員に修復歴を教えてもらうことができます。

最近では、販売店を介さない個人売買を利用するケースも多いので、その場合は修復歴の有無を見極める必要があります。自分で修復歴を調べるときは、以下の点を確認するようにしてください。

 

ガラスの製造年月日

車のリアガラスの隅を見れば、ガラスの製造年月日が確認できます。時期だけではなく、メーカーも確認できますので、他のガラスと製造日やメーカーが異なれば、新しく取り換えた可能性が高いでしょう。

 

ロッカーパネル

ロッカーパネルとは、後部ドアのフェンダー上に取り付けられたパネルです。この箇所は、車を修復する際、車体を固定するために使われるため、修理実績があればここに固定された形跡が残っている可能性が高くなります。ロッカーパネルに何らかの痕跡がないか、細かくチェックしましょう。

 

車両状態確認証明の発行

日本自動車査定協会に頼めば、プロの査定士によるフレーム部分の修理箇所だけではなく、外装など車両状態全般のチェック、証明書の発行までしてくれます。それほど大きな費用にはならないので、不安な方はこのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

 

事故車との違いを認識しよう

「修復歴車と事故車の違いが分からない」という方は多いと思います。厳密にいうと、「修復歴車=事故車」ではありません。修復歴車も、事故が原因で修理している事実に変わりありませんが、その修理箇所は限られています。

たとえ事故を起こした車でも、該当箇所に問題なく修理の形跡がなければ、事故車であっても修復歴車ではありません。しかし、修復歴がないからといって、過去に1度も事故を起こしたことがない車とは限りません。そのため、中古車購入は修復歴の見極めが重要です。

 

おわりに

今回は、中古車選びの際に見かける、「修理歴あり」の意味とその基準や購入時の注意点について紹介しました。修復歴かどうかは、自分で確認することも可能ですが、中古車販売店に頼めば修復歴の有無をすぐに教えてくれます。また、修復歴を気にしないという人もいますが、購入価格にも影響するため、お店に直接相談してみることをおすすめします。

 

 

 

 

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