2017.12.27豆知識

混ぜると危険って本当?ハイオクとレギュラーガソリンの違いについて

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ハイオクとレギュラーガソリンの違い普段なにげなく給油しているガソリンですが、ハイオクとレギュラーの違いをしっかり把握している方は少ないのではないでしょうか。そこで今回は、ハイオクとレギュラーの違いについてご紹介します。ハイオクとレギュラーを混ぜるとどうなるのか、ハイオク仕様車やレギュラー仕様車に違うガソリンを入れても大丈夫かなど、さまざまな疑問点にも着目しています。

 

 

ハイオクとは「高オクタン価ガソリン」のこと

ハイオクとは「高オクタン価ガソリン」のこと普段「ハイオク」と呼んでいるガソリンの正式名称は、「高オクタン価ガソリン」です。文字通り、レギュラーよりもオクタン価を高めたガソリンのことで、「プレミアムガソリン」とも呼ばれています。

 

「オクタン価」とは、ガソリンのエンジン内における燃えにくさを数値化したものです。ハイオクはレギュラーよりも燃えにくいため、無駄な爆発や異常な燃焼を防げる特徴があります。ちなみに「オクタン価」のオクタンとは、石油などに含まれている飽和炭化水素の名称です。

 

オクタン価が高いとノッキングが起きにくい

エンジン内でガソリンが不完全燃焼を起こすと、「ノッキング」と呼ばれるエンジンの振動やガラガラ、カリカリといった金属音が鳴る現象が起こり得ます。ノッキングは、エンジンにダメージを与える可能性があるため、故障原因の1つです。しかし、オクタン価が高く燃えにくいハイオクは、この異常燃焼が起こりにくいといえます。すなわち、レギュラーよりもハイオクは、ノッキングの可能性が低いガソリンです。

 

また、ハイオクはエンジン内での発火のタイミングも、レギュラーより遅くなります。通常ハイオク車には、ハイオクのタイミングに合わせて点火するように作られたエンジン、レギュラー車にはレギュラー用のエンジンが搭載されています。しかし、それぞれに点火のタイミングが違うため、ノッキング防止の観点からみてもハイオクとレギュラーは混ぜない方が良いといわれていました。

 

 

レギュラーとハイオクは混ぜても大丈夫?

2000年以前の古い車や、レギュラーの有鉛ガソリンが廃止された頃に販売されていた、有鉛ハイオクが使用されていた頃は、ハイオクとレギュラーを混ぜてはいけないといわれていました。

しかし、現在ではレギュラー車にハイオクを入れても、ハイオク車にレギュラーを入れても、電子制御のエンジンが搭載されていれば大きな問題はありません。なぜなら、ハイオクもレギュラーも同じ無鉛ガソリンになったためです。

 

また、レギュラー用エンジンもハイオク用エンジンも緊急時を想定し、入ってくるガソリンに合わせて点火時間を電子制御で対応するように開発されているため、大きな問題にはならないでしょう。

 

原則として指定されたガソリンを給油しよう

原則として指定されたガソリンを給油しようハイオク車にレギュラーを入れても、レギュラー車にハイオクを入れても特に問題なく走行でき、両方のガソリンを混ぜても特に問題はありません。しかし、おすすめできる行為とはいえないため、ハイオク車にはハイオクをレギュラー車にはレギュラーを給油しましょう。

 

さらに、レギュラーとハイオクを混ぜて入れても、ハイオクの燃費の良さを実感できなかったり、ハイオク車にレギュラーを入れて故障した場合、保証の対象外になったりすることもあります。時々、ハイオクは燃費が良くなる、添加剤でエンジン内がきれいになる、という評判を聞くことがありますが微々たるもので、費用対効果を考えると大した差はないでしょう。

 

 

おわりに

ハイオクとレギュラーを混ぜることは、特に問題はありませんが、ディーゼルエンジンとレギュラーやハイオクを混ぜる行為はやめましょう。なぜなら、エンジンが壊れて車が動かなくなる可能性があり、大変危険だからです。そのため、車にガソリンを給油するときは、車の仕様に合ったガソリンを入れ、快適で安全なカーライフを実現させましょう。

 

<記事NO.RC‐00153>

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