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電気自動車道の駅

一般家庭に電気自動車(EV)が普及し、最近では高速道路のSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)や大型店の駐車場などにEV充電スポットの設置が進んでいます。また、全国各地にある「道の駅」にも充電スポットが設置されるようになりました。

「自宅以外でも、道の駅のような施設に立ち寄って充電ができるなら、電気自動車をマイカーに選んでも良いかな」と考える方も増えているかもしれません。そこで今回は、道の駅にあるEV充電器の使い方や利用料金などについてご紹介します。

 

EV充電器とは?

EV充電器EV充電器とは、充電池とモーターを動力として走る自動車の充電ができる設備です。充電が可能な自動車は、主に「EV(電気自動車)」および「PHV(プラグインハイブリッド自動車)」と呼ばれます。現在、道の駅に設置されている充電器には普通充電器と急速充電器の2種類があります。

 

普通充電器

160km走行分の充電に7時間程度掛かります。現在は道の駅に新規で充電スポットが導入される場合、普通充電器が設置されるケースはほぼありません。

 

急速充電器

160km走行可能分の充電が30分程度で可能です。急速充電器を利用した場合、5分間の充電でも40km程度走行できるとされているため、日常的な充電以外でも、緊急時に役立つことも多いそうです。

 

利用方法

EV充電器利用方法道の駅にあるEV充電器の利用方法をご紹介します。

 

1.充電器があるスペースに車を駐車します。

 

2.車内にある充電口のオープナーボタンで充電口のふたを開け、車から降りて充電口の中ぶたを手で開けます。

 

3.充電器に付属している急速充電ガンという器具を取り付けます。(充電器の電源プラグが接続されていない場合は、先にプラグをさしてからガンを車に取り付けてください。

 

4.充電器本体の指示に従って利用料金の支払い方法などを選択の上、利用開始の動作を行って充電を開始します。このとき必ず、一度車内に戻って充電ランプが点灯していることを確認し、点灯していない場合は急速充電ガンを取り付け直してください。

 

5.充電が完了し、ランプが消灯したことを確認後、急速充電ガンを取り外して元の場所に戻します。また、車の充電口の中ぶた・外ぶたも忘れずに閉じてください。

 

利用料金はどうなっているの?

EV充電器の利用に関しては、以前は無料で利用できましたが、EVやPHVの台数増加や充電設備の普及に伴い、現在は有料となっています。個人利用の場合、充電サービス会社や自動車メーカーなどが発行する利用カードの会員になって月会費を支払った上で、充電の都度に従量の利用料金を支払う形が一般的です。

 

利用カードは「普通充電器のみ利用可」「急速充電器のみ利用可」「普通・急速充電器の両方が利用可」の3種類から選べます。発行会社やカードの種類によって、月会費や従量利用料金は異なりますが、主に自動車メーカーが発行するカードは特典として会費や利用料金が割安になっています。

 

「NCS合同会社日本充電サービス」が発行するNCSカードの場合を例に挙げると、「急速充電器用カード」の月会費が3,800円、「急速・普通併用カード」では4,200円です。都度の利用料金は、急速充電器で1分あたり15円(30分まで利用可)、普通充電器で1分あたり2.5円となります。

 

また、料金は割高となりますが、利用カードを持っていない方でも所定の手順で充電器の利用が可能です。この場合はクレジットカードによる支払いとなるケースが一般的ですが、道の駅によってはネット決済や現金支払いが可能になっていることもあります。各道の駅で、充電器の使用方法や支払い方法をよく確かめて利用しましょう。

 

おわりに

道の駅に限らず、ショッピングセンターやコンビニエンスストア、役所や文化施設の駐車場などにもEV充電器が徐々に設置されてきています。

今後は気軽に電気自動車を利用できる環境の整備が進むと予想されているため、多くの方が環境保護や経済性で有利なEVやPHVをマイカーとして選択しやすくなるでしょう。

 

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